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July 29, 2007 - August 4, 2007

2007.08.02

自民の地方幹部が苦言 首相続投は7割が支持

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歴史的大敗に終わった参院選の最大の敗因は年金問題であり、赤城農林水産相ら閣僚の不祥事がとどめを刺した――。某新聞が自民党の各都道府県連幹部らに取材した結果、こんな見方をしていることがわかった。安倍首相の続投については7割が「支持」したが、首相の政治手法や人事には苦言が相次いだ。解散・総選挙の時期については、9割が「急ぐ必要はない」と答えている。
 7月31日から1日にかけて一斉に取材。質問は6項目で、うち5項目は30日から31日にかけ実施した緊急の全国世論調査から抜粋した。
 「自民が議席を減らした一番大きな理由」は、三つの選択肢のうち「年金の問題」が27人。「閣僚の不祥事」10人、「格差の問題」7人と続いた。富山は「すべて」と答えた。世論調査と同じ傾向で、今回の参院選が「年金選挙」だったことを裏付けている。
 閣僚の事務所費問題や失言の中では、とりわけ赤城氏のばんそうこう姿は打撃になったようで「年金問題の逆風が収まりかけたところに事務所費問題や失言が相次いだ。赤城氏のばんそうこうはダメ押しだった」(大阪)と恨み節が漏れた。
 こうした事態は「お友達内閣」と冷やかされた安倍首相の人事が引き起こした。それだけに「大臣の失言をかばったり、同調者だけで組閣したり、安倍首相は政治家として未熟な面があり、内閣にもひ弱なところがある」(福井)、「失言を繰り返す閣僚の統制などは反省してもらわないといけない」(熊本)との苦言も出ている。
 一方、首相続投については「続けてほしい」が34人、「辞めるべきだ」は5人だった。世論調査では「辞めるべきだ」がやや上回ったのと異なる傾向が出た。ただ、「続けてほしい」とした人たちも胸中は複雑だ。
 「憲法改正と教育改革は安倍さんでなければできない」(栃木)という積極的な擁護論のほか、首相の地元・山口は「参院選は政権選択選挙ではない」と答えた。
 その一方で「選挙戦で『安倍か小沢かを決める選挙』と言ったのはまずかった」(東京)という消極的な声や、続投を支持しながらも「個人的には責任をとって辞めるべきだと思う」(山梨)といった厳しい意見もあった。
 辞任派では「もっと地に足の着いた改革をしなければならない。今のままでは地方の声は届かない」(鳥取)と批判的な声のほか、「潔く責任を取って辞任しないといけない。県連内も辞めてほしいという声が多い。若いし、再登場もある」(長野)との声もあった。
 不満の矛先は「トップダウン型」の政治手法にも向かう。「じいちゃん(岸元首相)仕込みの政治手法は時代遅れ。強行採決をやりすぎだ。少数意見を聞いて、みんなで歩み寄るのが基本だ」(長崎)
 解散・総選挙を「実施すべきだ」としたのは2人、「急ぐ必要はない」は43人だった。

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2007.08.01

与党内、大半が「当然だ」 赤城農水相更迭

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赤城農林水産相が事実上更迭されたことに対し、与党内は大半が「当然だ」と受け止めた。さらに、赤城氏の問題が参院選の自民惨敗の大きな要因の一つだったとみて、赤城氏や首相側の判断を「遅い」と批判する意見も出ている。一方、野党側は首相の任命責任を問い、退陣を求めた。
 自民党の中川秀直幹事長は1日午前の記者会見で「もう少し早いタイミングで、という意見は党内に相当多くある。新しい内閣では二度と起きないよう、内閣改造にあたっては政治とカネの透明性を基礎的条件にと思っている」と語った。
 公明党の北側一雄幹事長も「十分な説明責任を果たしていないし、参院選敗北の一つの大きな要因になったことは間違いない。ぜひ説明してほしかった」と述べた。さらに、舛添要一・自民党参院政審会長は「論外だ。官邸の危機管理能力が問われる。今頃辞任しても何の意味もない。立て直しを図るときにプラスにならない」と述べた。
 一方、民主党の高木義明国対委員長は「閣僚としての説明責任を果たしていない。安倍首相の任命責任が問われる。退陣を求めたい」と述べた。共産党の市田忠義書記局長も「任命し、かばいつづけた安倍首相の責任は重い。選挙の審判を受けて安倍内閣は退陣すべきだ」と述べた。社民党の又市征治幹事長は「人を次々辞めさせて、自分だけのうのうとしていますという話になるのか。総理も辞めるべきだ」。国民新党の亀井久興幹事長は「先延ばしした総理の任命責任も問われるべきだ。説明責任は残る」と語った。

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2007.07.31

MLB:イチロー、メジャー1500安打達成もご立腹のワケ

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シアトル・マリナーズのイチローが、メジャーで記録を達成したにもかかわらず、腹を立てた。
 「安打製造機」と呼ばれるイチローは、セーフコ・フィールドで行われたアスレチック戦で、第2打席に中前安打を放ち、大リーグ通算1500本安打を達成した。この日は5打数2安打2盗塁の活躍で、現在の打率は.343(ア・リーグ2位)。
 1060試合目での1500本安打達成は、「球聖」タイ・カッブを上回る大リーグ3位のスピード記録。イチローは記録達成にもかかわらず、「一番じゃないことに腹が立つ。2000(安打)じゃないので、大事なのは数よりもスピードですから」と語ったという。記録は達成したものの、内心気に入らないというわけだ。
 2001年に大リーグへ進出したイチローは今年、さまざまな記録をマークした。6月8日に日米通算2500本安打を達成したのに続き、7月11日のオールスター戦では初のランニングホームランを放つとともに、アジア人初のMVPに輝いた。
 7月14日には、所属チームのマリナーズと5年総額9000万ドル(約110億円)の超大型契約を結んだ。
 イチローはプロ根性の塊のような選手だ。シュアな打撃と精密機械のような動きで大リーグ移籍後も、相変わらず「安打製造機」として圧倒的な実力を見せている。ホワイトソックスのオジー・ギーエン監督は「パーフェクトな選手だ。現役選手の中で最高の右翼手」と称賛したが、これはけっして過言ではないだろう。
 しかしイチローは、パーフェクトを追求する野球選手である一方、自身が気に入らないことに関しては歯に衣着せぬ発言を連発することから、韓国ファンの間では否定的なイメージが強い。昨年のワールドベースボールクラシック(WBC)では、韓国に連敗後「私の野球人生で最も屈辱的な日」と発言、韓国ファンの怒りを買った。

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2007.07.29

車制御に「日の丸OS」開発へ、先行の欧州勢に対抗

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経済産業省は、自動車メーカー10社と共同で、自動車のエンジンなどを動かす電子制御装置に組み入れる「基本ソフトウエア(OS)」の開発に乗り出す方針を決めた。週明けにも発表する。
 パソコンのOSは米マイクロソフトの「ウィンドウズ」が世界を制覇しているが、自動車では欧州勢が先行している。これまで日本企業はそれぞれが独自開発に取り組んできたが、共同開発で、一気に世界標準を狙う。
 トヨタ自動車、日産自動車、ホンダなどの主要自動車メーカーや部品、電機メーカーが参加する自動車用ソフト開発の共同事業体「JasPar(ジャスパー)」に、経産省が開発を委託する。来年度予算の概算要求に十数億円程度の委託費を盛り込む方針だ。2009年度には、試作品を完成させ、5~10年後の実用化を目指す。
 自動車には、エンジンの燃料噴射の制御を始め、ブレーキ、エアバッグ、パワーステアリング、パワーウインドーなどで多数の電子制御装置が使われている。OSはその装置を動かすための基本的なソフトだ。
 現在、世界最大手の自動車部品メーカー、独ボッシュの自動車用OS「オーゼック」が、世界市場の約7割を占め、自動車版の「ウィンドウズ」になりつつある。さらに、BMWやダイムラー・クライスラーなど欧州勢は共同で、次世代OSの開発に取り組んでおり、08年には試作品が完成する見込みだ。
 一台の自動車に搭載する電子制御装置の数は1980年代は5個程度だったが、現在では30個を超えており、一部高級車では100個を超える。自動車の製造原価の2割程度が電子・電気部品で、エンジンとモーターの切り替えなど複雑な制御が必要なハイブリッド車では5割近くに達する。世界の自動車は約9億台にのぼり、仮に自動車用OSの標準を日本が握れば、これに適合する部品や応用ソフトなどで商機は飛躍的に拡大すると期待されている。

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