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March 25, 2007 - March 31, 2007

2007.03.31

ゆかり氏、世田谷で応援演説…野田氏は岐阜入り

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統一地方選挙の道府県議選と政令市議選が告示され自民党の佐藤ゆかり衆院議員が、地元の岐阜に入らず、波紋を呼んだ。ライバルの野田聖子氏はお国入りし、県議選候補の応援に走り回ったが、ゆかり氏は都議補選候補の応援のため、世田谷区に出没。今年1月、自民党による「ゆかり氏、東京5区国替え計画」が発覚したこともあり、様々な憶測と、地元からのブーイングが巻き起こった。
 「私と候補者は一心同体。全力を尽くして応援する」。野田氏は朝から、各候補の出陣式を駆け足で行脚した。一方、ゆかり氏を支援する候補の関係者や報道陣らは、ゆかり氏が来ないとの一報を受け、騒然とした。
 ゆかり派県議の事務所によると「29日9時過ぎに電話があったようだ。党務があるということだった」と言う。「出陣式など用意があった。スケジュールが狂った」ともらした。
 実は、ゆかり氏は世田谷区にいた。朝から三軒茶屋、経堂、千歳烏山を回り、都議補選候補の応援演説に立った。ゆかり氏の事務所によると、本来は岐阜入りし、自身を支えてきた県議らの出陣式に駆けつける予定だった。しかし29日に党本部で会議があり、幹事長室からの命令が下り、都議候補の応援に行ったという。
 「自民党の副幹事長という要職は、思った以上の重責。佐藤も当然岐阜に行きたかった。残念です」と事務所関係者。また、ある自民党議員は「テレビで顔が売れている83会の議員を、都議補欠選に投入することになって佐藤先生が選ばれた。これで即、国替えという話にはならない」とした。
 しかし野田氏との戦いが続き、県議候補者だけでなく、自身の存在意義を示す意味でも大切な告示の朝に、地元に入れなかったことの代償は大きい。地元では「期待していたのに残念」と肩を落とす人や「この大事な日に来ないなんて、総理大臣か幹事長クラスの行動だ」と憤激する人がいた。
 ゆかり氏は今年1月、自民党が東京5区への国替えを検討していることが発覚。応援演説を行った地区は東京6区だが、同5区と隣接しているだけに憶測を呼んだ。ゆかり氏の事務所では「生まれ育った場所が世田谷だったので。東京5区とかは関係ない」と強調した。
 「きょう行けなかった分を少しでも挽回したい」と、ゆかり氏は31日の日中は、岐阜で精力的に動くと言う。一方、野田派関係者は「きょう岐阜に来なくて世田谷にいたと言うことは…。これ以上、言わなくてもわかるでしょう」と意味深なコメントを発していた。

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2007.03.25

世界最高でも銀

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世界最高得点で天才少女が意地を見せた。フィギュアスケートの世界選手権最終日は東京体育館で女子フリーの演技を行い、SP5位と出遅れた浅田真央はフリーの世界最高となる133・13点をマークし、合計194・45点で銀メダル。世界選手権では90年ハリファクス大会の伊藤みどり以来、17年ぶりとなるトリプルアクセルも成功させた。
 さまざまな感情が全身を駆け巡った。世界選手権では90年大会の伊藤みどり以来、17年ぶり2人目となるトリプルアクセルを決める快挙。133・13点はフリーの世界最高だった。SPで10・63点も差をつけられた金を逆転。演技直後には無邪気な笑みが浮かんでいた浅田の表情が、見る間に泣き顔に変わった。
 「すごいうれしいです。ノーミスの演技をして、自己ベストを出すしかないと思っていた」。SPの悪夢は忘れ、1日で天才少女の姿を取り戻した。跳ぶ前にステップを組み込んで難度を高めたトリプルアクセルを冒頭で決めると、ハンガリーの民族舞曲「チャルダッシュ」に乗ってかれんに舞った。ダブルアクセルに続く3回転トーループが回転不足と判定されたが、残るジャンプは成功した。演技点では8点台を3つそろえ、驚異の63点台をマークした。
 初出場のシニアの世界選手権にすべてを懸けてきた。約2カ月間の米国合宿では大好きなショッピングを控え、帰国後も愛犬・エアロに会うことすら我慢した。年明けの検査ではアレルギー体質も判明したため、エアコンなど体調管理に細心の注意を払ってきた。ティッシュ箱にプリントされたエアロの写真が、数少ない息抜きだった。
 SP5位からの奇跡的な追い込みで手に入れた銀メダル。06年世界ジュニア、今季GPファイナルと連敗中だったライバルの金には勝ったが、安藤に敗れた。会見では「お互いに刺激し合えたらいい」と笑顔で話したが、2位が決まった直後には、悔しさのあまりトイレに駆け込んで泣きじゃくったという。これからも続く安藤、金との争い。うれしさと悔しさ、同じ日に流した全く違う2つの涙。屈辱は、バンクーバー五輪で晴らせばいい。

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