« 「あさま山荘」死刑囚が歌集 31文字に命への思い | Main | “家出息子”太蔵議員にNO…武部自民党元幹事長インタビュー »

2007.12.03

遼、来春にもプロ転向「16試合出たい」…

003
◆男子プロゴルフツアー今季最終戦 報知新聞社主催日本シリーズJTカップ最終日(2日、東京よみうりCC=7016ヤード、パー70) 石川遼(16)=杉並学院高1年=が今季のプロツアー最終戦を終え、来春にもプロに転向する可能性を示唆した。18番で出場選手唯一のバーディーを決めるなど3バーディー、4ボギーの71で回り、アマとして初出場した大会の歴史的第一歩は通算7オーバー24位。5月にツアー史上最年少優勝を果たし、社会現象を呼んだ激動のシーズンが幕を閉じた。コースレコード61をマークしたブレンダン・ジョーンズ(33)=キャロウェイゴルフ=が通算11アンダーで大逆転、大会初制覇を飾った。
 宣言通りだった。最終18番パー3。石川は、9288人の大観衆が取り囲むグリーンを狙い、3アイアンを振り切った。ボールはピン右奥3メートルへ1オン。「下りのフック。タッチもラインもぴったりだった」これをねじ込み、何度もガッツポーズを繰り出した。
 練習日に「最終日最終ホールをバーディーで終えられたら最高」と夢を語っていた。しかも直前の17番パー5でピン右約3メートルに2オンしながら、まさかの3パット。その悔しさを払しょくしたうえ、出場選手唯一のバーディー。興奮が抑えきれず、ボールをギャラリーへ投げ入れて拍手と歓声に酔いしれた。
 大会前、「頑張ればトップ10に行けるかも」と話していた。最近10年で最多の4日間合計2万35人を動員する人気を示したが、現実は26人中24位。それでも、1年間の優勝者と賞金ランク25位までのトッププロしか出場できない大舞台に、歴史を塗り替えてアマとして初出場した事実は動かしようがない。
 激動の1年だった。埼玉・松伏二中3年生だった昨年12月は、進路に悩んでいた。一度は地元の県立高校への進学を決断。しかし杉並学院高ゴルフ部の吉岡徹治監督(45)と何度も話をする中で「遼はプロの試合を見るのが大切」と助言され、気持ちが一転した。「そういう縁がなかったら、あの優勝(15歳254日の史上最年少で制した5月のマンシングウェアKSBカップ)はなかった」と恩師に感謝。そこから一気に階段を駆け上がってきた。
 そして、もうすぐ08年がやって来る。父・勝美さん(51)は「春先からどんどん出ます。できれば年間16試合は出たい」とキッパリ。石川は「再来年もまだジュニアかも」と話す一方、「ここで一生懸命やらないといけないと思います。プロになりたい気持ちは強い。客観的に見えるようになったら家族で相談したい」。早ければ来季開幕をプロで迎える可能性も高まってきた。
 自信もついた。ショットは4日間安定。父に「プロでも通用する」と太鼓判を押されて「後押しになった」と話し、一歩を踏み出す気持ちを強めた。ただ、アマゴルフ界への恩は忘れていない。「ジュニア時代にお世話になった人たちにあいさつしてからプロになりたい」と付け加えた。
 「密度の濃い1年だった。来シーズンが楽しみ。早く来年になってほしい」もう、気持ちは切り替わっている。貴重な経験を糧に、08年はさらなる飛躍の年にする。

 ◆石川の今後 3日は日本ゴルフツアー機構の年間表彰式に出席し、9日はジュニアの大会に出場。15、16日にはマンシングウェアKSBカップの開催コース、岡山・東児が丘マリンヒルズGCに出向き、優勝時に使ったウエアやクラブを寄贈する。その後は冬休みなどを利用してスキークロスカントリーなどで課題の体力アップを図り、来年2月に全英オープン豪州予選、米ハワイの地域大会、パールオープンに出場して08年開幕へ備える。

|

« 「あさま山荘」死刑囚が歌集 31文字に命への思い | Main | “家出息子”太蔵議員にNO…武部自民党元幹事長インタビュー »

「ゴルフ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75509/17260867

Listed below are links to weblogs that reference 遼、来春にもプロ転向「16試合出たい」…:

» 石川遼はブービー。ゴルフ日本シリーズJTカップを終え来年はプロ転向!? [石川遼ゴルフの頂点マスターズ制覇への道!]
石川遼クンはブービーで2007年を終了しました。2007年のゴルフ男子ツアー最終戦・ゴルフ日本シリーズJTカップは、最終日B.ジョーンズが大会記録となる61のトータル11アンダーで賞金王となった2位の谷口徹に1打差で優勝を飾りました。石川遼は24位タイのブービー賞で2007年のシーズンを終了。ハンチング帽をかぶって臨んだ最終日の最終ホールで、出場26名中唯一のバーディを奪うなど見せ�... [Read More]

Tracked on 2007.12.03 at 17:57

« 「あさま山荘」死刑囚が歌集 31文字に命への思い | Main | “家出息子”太蔵議員にNO…武部自民党元幹事長インタビュー »