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February 27, 2005 - March 5, 2005

2005.03.05

キヨマー

0823458979_top思い起こせば1年前。昨年3月4日、清原にとって恩人でもある長嶋茂雄・終身名誉監督が病に倒れた。あこがれ続けた巨人に96年オフ、FA移籍する際、ミスターから「オレの胸に飛び込んできてほしい」とラブコールを送られ、YGユニホームに袖を通した。それから8年の歳月が流れ、昨年末、栄光のそのユニホームを脱ぐか否かで、悩み、苦しんだ。
 清原の家には2つのヘルメットが飾ってある。巨人のスペアと、もう一つは11年間プレーした西武のもの。去就騒動のさなか、運命の決断を下すきっかけになったのが、愛息の正吾君の存在だった。2つのヘルメットのうち、どちらがいいかを父親が尋ねると、息子は巨人のヘルメットを手にした、という。その息子に、また東京ドームででっかい本塁打を見せるために、背番号5は生涯巨人を選び、復活を誓った。
 堀内監督の目にも今、清原の姿が頼もしく映っている。「好調ですな。当たると飛びますな」口ひげをピクリとさせ、眼鏡を光らせた。清原も存在だけでなく耳元を光らせる。穴を開けたばかりの銀色のピアスを開幕までには200万円はするダイヤに変える。これまでの巨人の4番像を打ち破り、清原が脅威の重量打線を引っ張っていく。

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2005.03.04

イチロ4割へ発進

titleマリナーズのイチロー外野手はパドレスとのチャリティー戦を当地で迎え、2005年初の実戦に臨む。
 「チームということよりも、まずは個人的に実戦の感覚を戻したい、という気持ちが強い。これは僕だけじゃなく、みんながそうあるべきでしょう。オープン戦のうちはずっとそう」とイチロー。今季のマリナーズ打線は、大きく様変わり。ドジャースで昨季48本塁打を打ち初タイトルを獲得したエイドリアン・ベルトレ三塁手と、01、03年に45本塁打をDバックスでマークしたリッチー・セクソン一塁手が加入し、屈指の強打線に生まれ変わった。
 だが、イチローのオープン戦での課題は、まず個人の調整。個々がしっかりと準備すれば、開幕までに自然と新打線に“線”ができると考えている。
 フリー打撃で32スイング中、さく越えが3発。残りもほとんどがライナー性の当たりだった。パドレスとのゴルフコンペを欠席。十分に休養をとり、いよいよ4割への下準備、実戦モードに突入する。

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2005.03.03

辰吉へ引退勧告

topbar前WBC世界バンタム級チャンピオンの辰吉丈一郎(大阪帝拳)について、所属ジムの吉井清代表は次戦の可能性は「99パーセントない」と話した。
 34歳の辰吉は一昨年9月以来試合から遠ざかっており、事実上の引退勧告となった。同代表は「本人は現役に固執しているが、身を入れた練習をしていない」と現役続行は厳しいとの見通しを示した。
 辰吉は同代表の発言を受けて「1パーセントの可能性があるんやったら、それに懸けたい。日本でできなかったら海外に行ってでもやる」と強い意欲を示した。
 網膜剥離(はくり)の既往症がある辰吉は、国内では世界戦か、それに準じる試合だけが認められている。一昨年9月には世界前哨戦と位置付けられたノンタイトル10回戦で判定勝ちしたが、精彩を欠く内容に終わった。

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2005.03.02

惜しかった藍ちゃん

3711960242_ai2日本女子ゴルフ界のスターで、南アフリカとオーストラリアの海外2試合で大活躍した宮里藍が成田空港着の航空機で帰国した。
 南アフリカでの第1回女子ワールドカップ(W杯)を北田瑠衣とのペアで制し、欧州女子ツアーに組み込まれているANZレディース・マスターズは惜しくも2位。空港内で記者会見した宮里は、周囲の歓迎ムードに照れ笑いを浮かべ「楽しかった。すごく充実していたし、結果もついてきた。今までにない経験」と満足感たっぷりの笑顔で振り返った。「世界への目標が明確になった」と、今後への力強い抱負も口にした。
 「きょうは何曜日?」と久々の日本に戸惑い気味の宮里は地元沖縄県で開催される日本のツアー開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースに出場する。
 「自分では、あんまりすごいことをしたとは…。人ごとのよう」
 「W杯は大きな舞台だったし、気軽に楽しんでいい流れでいけたらいいなと思っていた」
 「(優勝した)カリー・ウェブさんは、最終日になると人が違ったように集中力が高まり、自分の世界をつくれる。いい勉強になった」
  「世界への目標が明確になり、視野がパッと広がった。『アイ』という名前を海外の人に覚えてもらったし、海外へ行きやすくなった」
 「去年は全英女子オープンだけで、どこまでやれるか手探りだったが、小技を頑張れば通用するかなと感じた」
 「これだけ注目されているのを、きょう実感した。皆さんに、わたしがプレーを楽しんでいるのをお見せしたい。(大会)2連覇を意識せず、自分のスタイルで。地元の試合なので、盛り上がるといい」

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2005.03.01

三木

4026753618_0227miki_top全身がすくむような緊張感。三木は、感じたことのないような重圧の中にいた。試合前のマウンド。「かましたれ!」清原の一言で開き直った。「昨日(26日)負けていたから、何とかいい流れをつくりたかった。ゼロに抑えてホッとしています」プロ入り初の実戦登板。公式戦のような真剣勝負の中で、きっちりと結果を残した。
 新人らしい言葉とは裏腹に、マウンドでは落ち着いていた。1回、先頭の関川に中前安打を許したが、飯田を136キロのストレートで二ゴロ併殺。2回1死一、二塁も、前田を三ゴロ併殺に仕留めてピンチを切り抜けた。「ランナーを出したのは仕方ないんで、どう切り抜けるかだけを考えて投げました」“最終回”の4回、最後の打者、4番・ロペスには外角低めに111キロのカーブで3球三振。勝負球のナックルはワンバウンドが多く課題を残したが、2安打無失点で53球のデビュー戦を終えた。
 「要所を締めていたし、完ぺき。実戦向きのピッチャー。十分先発ローテに入れるだろうし、中継ぎでもやれる」
 「きょうはMAX143キロだったけど、もう少ししたら140キロ後半くらいは出そう。どの球でもカウントが稼げる」
 キャンプ終盤に疲れから投球フォームを崩したが、その原因が投げ急ぎにあることを自ら分析。この日はゆったり投げることを心掛けるなど、ベテランばりに修正してみせた。

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2005.02.28

やったね楽天

4238162956_20050226rakuten_i簡単にひねられるはずだった赤子の手が、巨人の足もとをすくった。勝利が決まると、優勝したかのような大騒ぎ。9回1死一塁から、巨人・川中を併殺打で仕留めた瞬間、楽天ナインは三塁ベンチに全力疾走で集まった。歓喜の輪の中には田尾監督がいた。「勝ててよかったな。勝ち負けにこだわらないと言ってきたが、選手たちにとっては勝つと気勢が上がる」と勝利の喜びに酔いしれていた。
 田尾監督が目指す“暴走野球”で勝ち越し点を奪った。同点に追い付かれた直後の9回だ。先頭の斉藤が死球で出塁すると、続く前田の初球、ヒットエンドランを敢行。前田がサインを見落とし、斉藤が二塁憤死。が、2死無走者になった後も、次の塁を狙う積極性を決して失いはしなかった。
 長坂が三塁手・川中の失策で出塁し、続く平石は右前安打。長坂がためらうことなく、一気に三塁を陥れたのがきいた。続く川口の二塁内野安打で、長坂が決勝のホームイン。続く竜太郎の左前安打で、今度は平石がホームを狙った。結果は本塁憤死となったが、「スピード野球」を掲げる巨人のお株を奪うような「イケイケ走塁」が王者・巨人を倒した。
 「チームのテーマである機動力を生かした野球を実践した。今後も失敗を恐れずどんどん走りたい」と田尾監督は「暴走主義」を貫く構えだ。
5回にチーム初本塁打を放った藤井  100敗するかもしれない“寄せ集め集団”と皮肉られたが、この日、活躍したのは新規球団が誕生していなければ路頭に迷っていたかもしれない選手ばかりだった。5回、チーム初本塁打となる左越えソロを放った藤井も、6回に豪快な1号2ランを放った山下、そして決勝のタイムリー内野安打を放った川口の3人はそろって近鉄生え抜きで、オリックスと合併した際の分配ドラフトでプロテクトから外された。しかし昨年11月の秋季練習で田尾監督からひとりひとりじっくりと打撃指導を受け、開眼した。
 さらに2番手で登板し、3回を2安打無失点で抑えたのは一昨年、巨人をクビになったラス。昨年、韓国で17勝し最多勝投手となった左腕は新球団で「夢を見たい」とやってきた。「投手優先主義」で補強した結果、ホッジス、岩隈とセ・パの最多勝経験者も獲得。投手力では他球団にひけをとらないと首脳陣は自信をもっている

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2005.02.27

一場vs清原

05020601ichiba_NK103205新球団楽天初の対外試合となる、26日の巨人戦に先発する期待の新人・一場靖弘投手=明大=が巨人の番長・清原に堂々と挑戦状をたたきつけた。
 「巨人打線? 真っすぐで抑えれば自信になる。結果より、思い切って投げたい。清原さん? できれば、真っすぐで勝負したいですね」
 栄養費問題がなければ巨人入りしていたはずの男。いやでも応でもなく注目を集める因縁の巨人戦だが、本人も楽しみにしている様子だ。アマ時代のMAXは154キロ。今キャンプの紅白戦では148キロをはじき出しているが、YGマークや清原を前にしてアドレナリンが分泌されれば、いきなり150キロ超えもあるかもしれない。
 一場にとっては、1軍生き残りのテストでもある。17日の紅白戦で変化球を多投する“怪投”。20日の紅白戦では3イニング5失点と散々。このままなら、開幕2軍の可能性だって出てくるからだ。
 「一場はローテ入りが決まったわけではない。もしかしたら、2軍スタートもあり得る。話題性だけではダメ。それなりのレベルを見せてもらわないと」と田尾監督。清原との真剣勝負で「本当の一場」を見せてほしいものだ。

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