« October 9, 2005 - October 15, 2005 | Main | October 23, 2005 - October 29, 2005 »

October 16, 2005 - October 22, 2005

2005.10.22

三木“魔神フォーク”学ぶ

1022小谷2軍コーチ直伝の新球
“大魔神フォーク”でローテ入りを目指す。巨人・三木均投手が今秋から新球取得に着手。内角をえぐるシュートと、小谷2軍投手コーチが横浜時代、佐々木に伝授したフォークを学び「来季、先発の1枠に入れるようにアピールしたい」と意欲を見せた。
 三木はフェニックス・リーグ、対インボイス戦(南郷)に先発。5回2失点の内容で勝利投手となった。キレのある直球とスライダー、そして新球の1つ、シュートを使い、安定した投球を見せた。
 フォークは試合では封印したが、習得に時間を割いている。シーズン後半、小谷コーチが声をかけたのが挑戦へのきっかけだった。「上で活躍したいなら、フォークを覚えなさい」とアドバイスしたのだ。「まだまだ変化は少ないですが、直球を生かしながら精度を上げていきたいです」と精力的に取り組んでいる。今季、1軍では中継ぎ要員だったが、ファームでは先発の軸として6勝をマーク。すでにナックルを持っているだけに、マスターすれば強力な武器となる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.10.21

USEN「前向き」横浜買う

楽天によるTBS株大量保有問題で、有線放送大手の「USEN」がTBSの持つ横浜ベイスターズ株の買収に名乗りを上げる意向を固めたことが明らかになった。これに対し、TBS側は「売るつもりは全くない」と態度を硬化させている。しかし、このままの状態では複数球団の株式保有を禁止した野球協約183条に抵触する可能性が高く、最終的にはTBSが球団売却という決断を迫られることになりそうだ。
 楽天が15%超のTBS株を保有し、経営統合を提案したことで避けられない状況になっていた横浜売却問題に、USENが名乗りを上げた。ブロードバンド事業拡大を進めている同社は組織改編を行い、「グループ事業調整室」を新設。宇野康秀社長は、以前からプロ野球中継のブロードバンド配信に積極的で、コンテンツを拡充させたい意向を示してきた。USEN関係者は「TBSと話をさせてもらえる立場になったら、買収を前向きに検討させていただきたい」と、球界参入に意欲を示した。
 また、楽天の三木谷浩史社長がTBS株の大量取得を公表する直前に、「横浜ベイスターズの売却先を見つけた」と複数の政財界関係者に語っていたことがこの日までに判明。楽天本社は「そういう事実はありません」と否定しているが、USENが「売却先」の意中の企業であることは確実だ。
 USENと楽天の結びつきは深い。宇野社長は、三木谷社長らIT企業が拠点とする六本木ヒルズの「ヒルズ族」と親交があり、2001年には楽天と共同で動画配信サービスの「ショウタイム」を設立。人的交流でも宇野社長は楽天の社外取締役、逆に楽天本社執行役員でもある島田亨・楽天球団社長はUSEN関連会社からヘッドハンティングされるなど、良好な関係を築いてきた。
 一方、USENはコンテンツ拡充のため、横浜球団との連携も積極的に進めてきた。ネット上のテレビ局ともいえる無料動画サイト「GyaO」では、今夏から横浜の全試合を無料中継することで合意。1試合を試験中継したが、地上波中継への影響を心配したTBSサイドの意向で、白紙に戻された経緯があった。
 一連の楽天サイドの動きに対し、TBSの若林貴世志オーナー=TBS副社長=はこの日、「こちらは球団を売るつもりはない。球団は一商品というわけではない」と不快感をあらわにした。しかし、一時はマルハから球団株を引き継ぐことで合意したニッポン放送が、当時は子会社だったフジテレビのヤクルト球団株保有を指摘されたため、急きょ、TBSが引き受けざるを得なかったのは事実。赤字が続く球団保有には、今でも局内に否定的な意見があり、水面下で売却話が持ち上がったこともあった。
 三木谷社長も、若林オーナーも「2つの球団を持つことは好ましくない」という立場では一致している。最終的にはTBSがベイスターズ売却という決断を迫られることになりそうだ。
 ◆株式会社USEN 1961年6月創業。05年3月1日に有線ブロードネットワークスから社名変更された。有線放送やブロードバンド通信、カラオケなどを主な事業として展開。01年には大証ナスダック・ジャパン市場に上場。440チャンネルの音楽・情報番組を持つ放送サービスは、国内シェア約80%を誇り、世界最大の有線放送事業を確立している。資本金357億9764万1040円(05年2月末日現在)。連結売上高は04年8月末日現在、1219億1300万円。本社は東京都千代田区永田町。宇野康秀社長。
 ◆横浜ベイスターズ 大洋漁業(マルハ)が経営母体となり、1949年に大洋ホエールズが発足。53年に松竹ロビンスと合併、大洋松竹ロビンスとなるが、翌54年12月に大洋の単独チームに戻る。55年から川崎球場を本拠地とする。78年に本拠地を横浜球場に移して横浜大洋となり、92年11月に横浜ベイスターズに。01年11月の実行委員会で、マルハからニッポン放送への筆頭株主変更が承認されたが、同社の子会社(当時)にあたるフジテレビのヤクルト球団株保有が、野球協約183条に抵触するとして、株売却を撤回。TBSが株式を引き受けて、筆頭株主となった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.10.20

ボビー訴え、予告先発シマショ~!

1020日本シリーズの“前哨戦”が始まった。31年ぶりのリーグ優勝を果たしたロッテのボビー・バレンタイン監督が阪神・岡田彰布監督に対して、シリーズでの予告先発制度の導入を訴えた。一方で「ルールならば従う」と話し、要求が通らない場合、先発投手を隠し通す方針をとる可能性もありそうだ。
優勝監督のオーラを充満させながら、ボビーは猛虎を揺さぶった。最高の頂上決戦とは、どうあるべきか。「ファンのことを考えたら、先発は予告するべき。どんな対戦が生まれるのか、ファンにも分かる」ファンを愛する指揮官が訴えたのは、シリーズでの予告先発導入だった。
 清水、渡辺俊、小林宏、セラフィニ、久保、黒木ら先発陣が豊富なロッテは、阪神をかく乱することが可能。加えて、岡田監督はすでに井川の初戦先発を明言している。一見、ロッテにデメリットが大きいが、ボビーは「ウチとしては有利でも不利でもないから、やってもいい」とファン優先の考えを貫いた。
 制度が実現すれば、確かにメリットも発生する。代名詞となった日替わり打線は、相手投手の左右によって大きく異なる。プレーオフでは右投手なら橋本、李承ヨプ、左なら里崎、大塚がスタメン出場。予告により、先発オーダーが決めやすくなる。
 決戦前日には千葉マリンで監督会議を開催予定。岡田監督に直接、制度導入を迫る可能性もある。昨年は西武・伊東監督が予告先発導入を訴えたが、中日・落合監督が「予想するのも試合の一部」と退けた。
 もちろん、強要するつもりはない。「ルールならば従う」と、予告先発が実現しない場合は直前まで先発投手を隠し通すことも検討。シリーズの開幕投手については「投手陣全員を信頼してるからね」と明言を避けた。「岡田監督は世界有数の監督。非常にタフな相手だ」とバレンタイン監督。情報戦か、ガチンコ勝負か。ボビーはサイを投げた。決戦の火ぶたは、もう切られている。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.10.19

ヤクルト・古田兼任監督決定

1019プロ野球ヤクルトの古田敦也捕手が、選手兼任監督としてヤクルトの次期監督に就任することが正式に決まった。2年契約で、古田選手は「プレーイングマネジャーとしてやることを受諾した。大変な仕事だが、両方とも全力を尽くしたい」と語った。労組・日本プロ野球選手会会長については、今季限りで退任する意向を示した。
 選手兼任監督は1977年の野村克也氏(南海、現社会人シダックス監督)以来となる。
 ヤクルト球団は若松勉前監督の後任として、生え抜きのスター選手である同選手に一本化し、9月22日に正式要請。古田選手はこの日、東京都内のヤクルト本社を訪れ、多菊善和球団社長らと交渉、選手補強や球団の営業面などに関する要望が認められ、球団側と合意した。
 古田選手は90年にドラフト2位で入団し、頭脳的なリードと勝負強い打撃で球界ナンバーワン捕手に成長。91年には首位打者を獲得し、リーグ最優秀選手に2度選ばれた。また、昨年の球界再編問題では、プロ野球選手会会長として史上初のストを決行するなど、抜群のリーダーシップを発揮し、社会的な注目を集めた。
 古田 敦也 兵庫・川西明峰高―立命大を経てトヨタ自動車入社。88年のソウル五輪で銀メダル獲得に貢献した。90年にドラフト2位でヤクルト入団。91年に首位打者、セ・リーグと日本シリーズではMVPにそれぞれ2度選ばれたほか、ベストナイン9度、ゴールデングラブ賞10度受賞。5度のリーグ優勝と4度の日本シリーズ制覇を経験した。今年4月には史上32人目の通算2000安打を達成。180センチ、80キロ、右投げ右打ち。兵庫県出身。40歳。
 古田敦也選手「大変な仕事だけどやらせていただくことになりました。誰もができることじゃないと思う。期待されていると思うので、どこまでできるか分からないが、(監督と選手の)両方とも全力を尽くしたい。プロ野球選手会長は今年で退任します」

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2005.10.18

小泉首相が靖国参拝

就任以来5回目
 小泉純一郎首相は靖国神社を参拝した。2001年の首相就任以来、毎年1回の参拝を続けており、今回が5回目。A級戦犯合祀を理由に中止を要求していた中韓両国は「重大な挑発」(王毅駐日中国大使)などと激しく反発、日本政府に強く抗議しており今後の外交日程に影響が出る可能性もある。参拝は秋季例大祭に合わせ行われ、本殿に入らず記帳もしないまま拝殿前で参拝する一般と同じ形式に変更した。私的色を強め内外の批判をかわす狙いとみられる。
 首相は参拝後、官邸で自民党の中川秀直国対委員長に「秋の例大祭だから、マスコミの皆さんがずっと待っているから、こんなことでずっと待たせていては申し訳ない。おれは絶対に参拝するんだから」と述べた。細田博之官房長官は記者会見で「首相の職務として参拝しているのではない」と強調した。
 衆院選での圧勝と郵政民営化法の成立を受け、与党内では首相の年内参拝は確実とみられていたが、高裁レベルで首相の参拝を憲法違反とする判断も出ており、形式を変えたとはいえ、公明党が遺憾の意を示すなど国内でも波紋を広げている。
 首相はこれまで「過去の戦没者を追悼する自然の気持ちと、二度と戦争を起こしてはいけないという不戦の誓い」と参拝理由を説明。「他の国が干渉すべきではない」と中韓両国に不快感を表明していた。
 来年9月に自民党総裁任期が切れる首相は、引き続き求心力を維持するためには、中韓の要求を受け入れる形で「信条」の靖国参拝を見送ることは得策ではないと判断。11月にはアジア外交の日程が予定されているため、最重要課題の郵政民営化法が成立した直後で戦没者慰霊の例大祭が始まるこの時期を選んだようだ。
 首相は午前10時すぎ、公用車で秘書官を伴いスーツ姿で靖国神社に到着。拝殿前で一礼した後、ポケットからさい銭を投じ、手を合わせて参拝した。過去4回の参拝では「内閣総理大臣 小泉純一郎」と記帳する一方、政教分離に配慮し〈1〉玉ぐし料ではなく献花料としてポケットマネーから支出〈2〉神道形式の「二礼二拍手一礼」しない―との形式を取っていた。
 首相の靖国参拝をめぐっては、中国の胡錦涛国家主席、韓国の盧武鉉大統領が首脳会談の際に相次いで中止を要求。12月に予定される盧大統領の訪日に影響を与える可能性もある。
滞在5分、慌ただしく 拝殿前で30秒手合わせる
 小泉純一郎首相は17日午前10時すぎ、靖国神社(東京都千代田区)に到着した。小雨の中、傘もささずに拝殿に向かい、ズボンの右ポケットから片手でさい銭を取り出し箱へ。その後、約30秒間、じっと手を合わせた。5度目となる靖国参拝は物々しい警備陣に囲まれて、滞在時間はわずか5分という慌ただしさだった。
 警視庁警備部は17日早朝から、幹部らが慌てて神社周辺の警備態勢づくりに追われた。参拝予定は知らされておらず、テレビなどの報道が情報源。事前の想定に基づき、午前8時までには、機動隊員や麹町署員ら計約350人を靖国神社周辺に配置し終わったが、首相官邸側から正式な参拝予定の連絡があったのは直前だった。

| | Comments (2) | TrackBack (4)

2005.10.17

亀田、世界ランク10傑入り

WBAフライ級8位でWBCに続き王座挑戦権ゲット
世界のベスト10入りや!! プロボクシング“浪速の闘拳”亀田興毅=協栄=が、最新のWBAランキングでフライ級8位にランクされたことが分かった。すでにWBCでは11位にランクされている亀田。両団体で世界挑戦権が得られる15位以内に入り、来春の世界挑戦がさらに現実味を帯びてきた。
亀田が一気にベスト10入り達成だ。「8戦目でここまで上がればまずまずやけど、オレの目標は世界チャンピオンや。8位なんかうれしないよ」世界の頂点だけを見据える男は、あくまで通過点であることを強調した。
 今年の年頭に世界挑戦権が与えられる世界ランク15位以内に入ることを目標に掲げた。8月21日に東洋太平洋王座を奪取し、まずは9月にWBCで12位(現在は11位)に入った。そして今度はWBAも8位に入り、晴れて両団体で世界挑戦権を獲得した。「まあ今年の目標を一応達成して良かったわ」有言実行を証明し、軽く胸を張った。
 勢いに乗る闘拳は、この日も東京・大久保の協栄ジムでWBC世界スーパーフライ級13位のゲルソン・ゲレロ=協栄=と6回のスパーリング。父・史郎さんから右一本で全ラウンドを動く過酷な指令を受けたが、初回からジャブとフックで追い込み、右だけで1階級上のゲレロを圧倒。「右だけで世界ランカーを完封や」必殺の左を封印しての完勝に笑顔を見せた。続けて「ポンサクでもパーラでも右だけで勝てるよ。オレの目指すのはデラホーヤやレナードとかの世界のスーパースターやから。普通のチャンピオンなら右だけで勝たなあかん」ターゲットとなるWBA王者ロレンソ・パーラ=ベネズエラ=、WBC王者ポンサクレック・ウォンジョンカム=タイ=を右一本で葬ることを予告。この勢いはもう誰にも止められない。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.10.16

村上氏「横浜売却」提案

1016TBS株の7・ 45%を取得した村上ファンドを率いる村上世彰氏がTBSに対して保有する横浜ベイスターズを売却するよう経営陣に提案していたことが分かった。インタビューで、村上氏が明らかにした。約40%の株を取得した阪神電鉄には阪神タイガースの上場を提案する一方で、3年連続赤字の横浜には資産価値がないと判断。球団保有を主張するTBSにシビアな決断を迫るなど、プロ野球界を激動の渦に巻き込んだ。
もうからなければ切り捨てる。企業に対し、株主の立場から徹底的に利益追求を主張してきた村上氏の判断は、冷静で冷徹だった。TBSの企業価値を高める上で、赤字球団は“無用の長物”と判断。経営陣に「テレビ局が野球チームを持つ必要があるのか。なぜベイスターズを保有しているのかが分からない」と迫り、横浜を売却するよう提案した。
 村上氏は「球団保有のために何十億円もの資金を寝かせておく必要はない」と売却理由を説明。テレビ放映権のために保有しているのであれば、「放映権を10年でも20年でも球団と結べばいいのであって、なんでチームを保有しなければならないのか」と疑問を呈した。
 プロ野球の球団は社会の公共財ではなく、企業の一部門、一事業ととらえるのが村上氏の考え方。その物差しからすると、3年連続で赤字を抱え、今季は15億円のマイナス。今後も劇的に収支が改善する見込みのない横浜を保有していることは、どうしても理解できないようだ。「(放映権獲得という)テレビ事業のコンテンツを増やすために、何十億もかけるなんて。要するに金余り状態なんです。ベイスターズがどれだけのリターンを生んでいるのか」
その一方で、常に甲子園球場を満員にし、全国にファンを抱える阪神タイガースは“超優良資産”と評価。阪神電鉄株の買い増しを続け、約40%を取得。筆頭株主となると、球界初の球団上場を提案した。球団の上場が野球協約に抵触する可能性があるとされると、今度は「持ち株会社」を設立するプランを披露した。
 電鉄側や星野仙一オーナー付シニアディレクターから猛反発を受けると「公式ファンクラブの会員の3分の1とかが反対なら、上場はやめる」とトーンダウンはしたものの、インタビューでも「タイガースブランド」について言及。「試合終了までインターネットで中継を見られるようにするとか、コンテンツの幅広い活用を考えていくべきだ」と提言した。
 横浜と阪神。同じセ・リーグの2つの球団に対して、株主の立場から求めた「上場」「売却」という両極端な提案。これまでさまざまな利害関係をはらみながら、12球団が護送船団方式で歩んできたプロ野球界に、村上氏が大きな風穴を開けようとしていることは間違いない。

| | Comments (0) | TrackBack (3)

« October 9, 2005 - October 15, 2005 | Main | October 23, 2005 - October 29, 2005 »