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October 9, 2005 - October 15, 2005

2005.10.14

横浜身売りか!楽天がTBS株買収

1015横浜身売りか―。楽天の三木谷浩史社長が都内のホテルで会見し、TBSの株式を15・46%取得、筆頭株主になったことを明らかにした。TBSは横浜球団株の約70%を保有しており、このままでは複数球団の株式保有を禁じた「野球協約第183条」に抵触することになる。楽天の身売り、両球団の合併に発展する可能性は低く、TBS側は否定したものの、球界関係者は横浜の身売りで決着するのではと見ている。
三木谷オーナーの楽天がTBSの株式を15・46%取得し、筆頭株主になった。想定外の経済行為は球界に飛び火し、横浜の身売り問題に発展する可能性が出てきた。
 この日、巨人の渡辺球団会長は「一つの法人が二つの球団を持つことは野球協約で厳禁されている。それは三木谷君もよく知っているはずだ」と断言。日本プロ野球組織(NPB)でも協約違反を指摘する声が上がり、ある関係者は「横浜が身売りするしかないだろう」と予想した。
 三木谷オーナーが楽天と横浜に対して同時に実質的な支配権を持つことは協約で禁じられ、このままでいけば楽天と横浜が合併するか、どちらかが身売りするしかない。昨年、2リーグ制維持を掲げ、新規参入を果たしたばかりの楽天が、球団を身売りする可能性は低い。一方の横浜は、TBSが2002年にマルハから買収したものの球団経営に苦しみ、水面下で売却先を模索しているとも言われている。横浜の峰岸進球団社長がこの日、「合併するということはないと思う」と認めたように、両球団の合併も考えにくく、球界では横浜の身売りに発展するのでは―という見方が強まった。
 問題となるのは協約第183条(他球団の株式保有)。文化公共財としての野球の秩序の維持、野球興行の公正な運営などを理由に、一法人が複数球団に関与することを禁じている。
 楽天は楽天球団の株を100%所有。TBSはグループ全体で横浜球団の株の69%を所有している。筆頭株主になった楽天はTBSを通じて横浜に楽天球団が有利になるような働きかけができる―という疑念が生じる。
 新規参入の際に協約の順守を宣誓した三木谷オーナーも、183条への抵触は理解しており、事実、この日の会見でも「一企業が複数の球団のオーナーシップを持つのは協約上好ましくない。コミッショナーや11月4日のオーナー会議で相談して、今後どうするかを検討していきたい」と、自ら説明する考えを示した。
 第183条のただし書きにあるように、楽天が横浜へ関与しないことを約束し、実行委員会とオーナー会議がこれを承認すれば問題はない。しかし、渡辺会長や三木谷社長が認識している通り、違反を指摘されることは確実だ。ならば、なぜ三木谷オーナーは違反と知りながら想定外の行動に出たのか。横浜も身売りは想定の範囲内なのか。

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阿部決断!生涯一捕手!日本一捕手

1014巨人・阿部慎之助捕手が今後は捕手一筋でプレーすることを決断、「生涯一捕手」を誓った。今季は右肩痛のため、一塁を守ることが多く、一部では打力を生かしての野手転向プランもあった。しかし、「新人の時、原ヘッドコーチ(当時)が捕手でずっと使ってくれて、今の自分がある。その恩を返したい」と話した。
直、悩んだ。考えれば考えるほど、答えは出てこなかった。だが、恩師への感謝の気持ち、恩義に勝るものはなかった。阿部はこの日までに原監督、フロントと話し合い「生涯捕手、12球団一のキャッチャー」を目指すことを決断した。
 プロ1年目の2001年。原監督はヘッドコーチだった。「長嶋さん(当時監督)、原さんが全然ダメだった僕を捕手としてずっと使ってくれたから、今の自分があると思う。捕手として起用し続けてくれた恩を返さなければいけないと思うんです」。扇の要として貢献し、成長した姿を指揮官に見せる。野球人として、男として捕手一本で生きることを決めた。
 今季中盤から右肩痛のため、一塁のポジションに回った。捕手としては盗塁阻止率が今季、2割6分4厘と入団以来最低だった。一方、バットでは3割をマーク。一昨年には城島以来の3割、30本を記録している。「打撃に専念する形を取った方が、チームに貢献できるのではないか」故障が重なったこともあり、真剣に悩んだ。実際、一部では野手転向プランもあった。しかし、シーズン終了後に球団、原新監督と話し合い、捕手で勝負することを伝えた。原新監督も「あれだけの素材はなかなかいないんだから」と、その決断に喜んだそうだ。
 02、03年と捕手の何たるかを叩き込まれた村田バッテリーコーチも復帰。改めて“村田塾”で捕手道を学ぶつもりだ。「来季の目標? 2002年に獲得したベストナインとゴールデングラブを取り返すことです」阿部はこれまで以上に捕手にこだわりを持ち、来季に挑む。

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2005.10.13

星野SDが村上氏一喝

「虎ファンも上場反対」
 「球団株上場は絶対に許さん」―。阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクターが“タイガース株上場問題”に言及した。今月7日に村上ファンドを率いる村上世彰氏と会談したことを明かしたうえで、同氏が思い描く持ち株会社という方法を含め上場に猛反発。この日、阪神電鉄・西川恭爾社長とトップ会談した村上氏の「ファンにアンケートで上場への意見を聞く」という提案についても「ファンに必ず反対される」とバッサリ。スポーツ報知が実施した緊急アンケートでも回答者の66%が上場に「NO」の意思を示した。
黙っていられなかった。西川社長と村上氏のトップ会談を受け、星野SDが兵庫・芦屋市内のホテルに報道陣を集め、熱い思いを吐露した。
 村上氏の要望で7日に都内のホテルで直接会談し、タイガース上場プランを聞いていた事実も明らかにしたうえで「おれは上場に反対やと言ったよ。向こうは、野球協約を変えればいいと言った。考え方が水と油で全然違う」とバッサリ。
 「持ち株会社? “同じことやないか。タイガースが表に出てないだけで!”と言ったわ。納得するわけないやろ」話し合いは平行線をたどり、接点は、まったく見いだせなかったという。
 村上氏が、この日の会見でファンの3分の1の反対があれば上場をあきらめる趣旨の発言をしたことについても「やってみたらええ。賛同は得られないよ」と切り捨てた。
 球団株上場の危険性を、球界OBとして痛感している。「株を買い占めたら、球団人事まで口をはさむ。FAや外国人獲得で、金を使えという話になる。すると、村上さんが批判する巨人と同じになるで」ライバル球団を例に出しながら、株式上場が八百長の温床になるという巨人・渡辺恒雄会長の意見にも言及。「可能性はある。おれがルーキーの時にも“黒い霧事件”があった。上場してなくても、あんな事件が起こったんやから」クリーンなプロ野球のためにもリスクが大きすぎるとした。
 球団の話以外は専門外とし、電鉄本社の優良不動産の整理などについては語らなかった。だが、「前例があったからね。そういう意味では両方の意味で残念だ」と、ニッポン放送株取得問題という“教訓”がありながら、株の買い占めを許した本社に対し、苦言も。
 「ユニホーム組は黙って、ソフトバンクかロッテ戦のことだけ考えてたらええ。ロッカールームでの話題にはなるだろうが…」阪神ナインの複雑な心情を思えば思うほど、日本シリーズ前に球界を揺るがす騒動を起こした村上氏には、憤りを隠し切れない。
 「阪神タイガースはファンのもの。電鉄が預かってるだけなんや。村上氏が本当にタイガースが好きなら、こんな時期にこんなこと、せえへんよ」村上氏の姿勢自体に疑問を呈した星野氏はこの日夜、報道番組にはしご出演。「村上氏はお金もうけのプロだなと感じたが、世の中には、どれだけお金を積んでも買えないものがある」「阪神が好きなら、なぜ日本シリーズ前にこうやったのか。それが激怒の理由です」などと、さらに“口撃”。
 「タイガースも長い間、苦しんだが、変わろうとしている。村上氏は本当のタイガースファンじゃない」と“タイガース愛”をむき出しにして憂えた。

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2005.10.12

K―1にタイガー・ジェット・シンII世

1012K―1版タイガー・ジェット・シンが現れた。「K―1ワールドMAX 世界王座対抗戦」(12日、東京・代々木第一体育館)に初参戦する謎のインド人、ブラックマンバが都内会見で“インドの狂虎”と恐れられた昭和のプロレスラー、シンとウリ二つの素性を明らかにし、平成のシン2世に名乗りを上げた。「直接かれに会ったことはないが、シンは日本でインド人のいい印象を与えたレスラーだ。わたしも彼に続きK―1リングで名をはせたい」と宣言し、HAYATO戦でのK―1初勝利を誓った。
8月のK―1ラスべガス大会でのトライアウトで合格し今回の初参戦を決めたマンバ。左胸にはライオンの入れ墨が入っていたが「ブラックマンバは、からみついたら離れない3メートルの毒ヘビのこと。わたしのファイトスタイルも同じだから、このリングネームにした」と誇らしげ。
 インド北西部のパンジャブ州出身で現在はカナダ在住、またインド・レスリングをベースにしており出身から経歴までシンと同じだ。さらに驚くべきことに刀身90センチのサーベルまで持ち込んできた。「わたしはシーク教信者。このサーベルは宗教上のお守り」と、シンと違って凶器ではないことを明かしたが「もちろん刀を持ってリングに上がる」と不気味な予告も放った。

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2005.10.11

聖子議員「完敗した」

“無条件降伏”…郵政民営化法案賛成へ
郵政民営化法案に反対し、先の衆院選で無所属から立候補し、岐阜1区で当選した野田聖子元郵政相が岐阜市内の個人事務所で記者会見を開き、特別国会に再提出されている同法案の採決に賛成する意向を表明した。「法案反対という自らの政治的主張は完敗した。私は賛成票を投じさせていただきます」と転向を宣言。“造反組のマドンナ”は自民党執行部からの除名処分を回避、復党を目指すためにプライドを捨てた。
 ついに完落ち、信念を曲げた。党執行部への命ごいである「賛成」と有権者との公約である「反対」の間で揺れていた野田氏が、法案採決で投じるのは、白票(賛成票)という名の「白旗」となった。
 岐阜市内の野田事務所で行われた記者会見。いつもは愛きょうを振りまきながら報道陣に受け答えする野田氏も、さすがにこの日は硬い表情のままだった。「郵政民営化法案反対という自らの政治的主張は完敗した。郵政民営化関連6法案に、私は賛成票を投じさせていただきます」という論旨を読み上げた。反対から賛成へと転じた理由については「自民党が大勝した選挙結果を法案が完ぺきなものでなくても、民営化のスピードを上げろという国民の声として理解した」と説明した。
 さらに、同じ選挙区の自民党・佐藤ゆかり議員と選挙区支部が重なっているため、党執行部が野田氏の支部の解散を求めていることについても「やむを得ません。作業を淡々と進めていきます」とし、こちらも“無条件降伏”する考えを示した。
 結論は6日に出ていた。与党、民主党が提出した郵政民営化法案の趣旨説明と各党による質疑が行われた本会議後、野田氏は法案賛否について本紙に「地元のみなさんと相談します。でも、いずれは決めなきゃいけない問題ですからね。焦らないで、もうちょっとだけ待っててください」と態度を保留していたものの、与党提出法案の詳細を確認したことで腹は決まり、7日には賛成の意向を固めていた。
 賛成の意思を採決前に示すことで、除名などの処分を回避できる可能性は出てきたが、野田氏にとっては明るい材料ばかりではない。選挙戦では「政治家・野田聖子の信念を曲げるわけにはいかず、不器用にも反対票を投じました」といった発言で有権者に支持を訴えていた。“公約違反”に一部有権者からは反発の声も予想される。
 仮に自民党に“完全復党”しても再び中枢に戻ることは絶望的だ。さらに次の選挙では、選挙区支部という支持基盤もない中で佐藤氏と戦わなくてはならない。かつて「初の女性総理候補」と呼ばれた野田氏は、果てしなく続くイバラの道を歩むことになる。
野田氏ら郵政造反組に対する自民党の処分について、小泉純一郎首相は「今月中に行うように」との指示を出している。11月1日の特別国会終了後には内閣改造を行う予定になっているためで、「その人事までに白黒決着をつけたい」というのが狙いだ。
 処分内容については除名が濃厚だ。完全に白旗を揚げた野田氏は復党に、わずかな望みを持っているようだが「完全に降伏したという意思表示をしたからと言って、1人だけ特別扱いすれば示しがつかなくなる。小泉首相が在任中の復党は無理でしょう」と政治評論家の浅川博忠氏。ただ、単独過半数に届かない参院で、造反組をすべて除名するわけにはいかない。浅川氏は「参院とのバランスを考えて、除名以外の処分になる可能性はゼロではない」とも。
 党内では「野田氏と同選挙区の佐藤ゆかり氏を熱烈に応援する党幹部が、官邸に除名を強く申し入れをしている」など微妙な人間関係も影響しており、浅川氏は「野田さんも、野中広務、古賀誠両元自民党幹事長ら官邸に目の敵にされている人たちとの関係をきっぱり精算して出直さないと、復党は生やさしいものではない」とみている。

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2005.10.10

阪神電鉄社長と村上氏が11日トップ会談

阪神電気鉄道の西川恭爾社長と、筆頭株主でMACアセットマネジメント(村上ファンド)を率いる村上世彰氏が、大阪・福島区の阪神電鉄本社でトップ会談を開くことが分かった。村上ファンドによる阪神電鉄株の大量保有が明らかになった9月27日以降、トップ協議は初めてとなる。西川社長は、村上氏が提案している阪神タイガースの「株式上場」には、拒否を示す意向で“徹底抗戦”の構えだ。
 球界のみならず社会を揺るがせた騒動が、連休明けに大きなヤマ場を迎える。当初は「存亡の危機」としていた阪神サイドが「対決姿勢のような報道がされているが、そのような事実はない」と一転したコメントを発表。歩調を合わせるように、村上ファンドも「対立・敵対の事実はない」と文書で示し“友好ムード”を強調していた。
 だが、村上ファンドが求める阪神球団の株式上場に関しては真っ向から対立したままだ。それは電鉄にとって、タイガースが「至宝」(電鉄広報室)といえる存在だからだ。
 タイガースの売上高自体は、電鉄の連結売上高の約5%にすぎないが、ある役員は「タイガースは親子丼の具のようなもの。具によって、鉄道や百貨店といったご飯をおいしく食べられ、おなかが膨れる」と、グループ内での相乗効果を強調。上場によって阪神電鉄の企業価値が高まると主張する村上ファンドの提案とは一線を画している。
 また、球界からの“追い風”もある。この日、根来コミッショナーが球団株上場による問題点を指摘。阪神・星野仙一SDも自身のホームページ上で上場案に否定的なコメントを掲載した。巨人の渡辺恒雄球団会長が都内で、報道陣に「上場は断じて許さない」と強調している。球界の大勢もふまえ、西川社長はトップ会談の席上で、明確に「上場拒否」の態度を貫く意向だ。
 一方、「あくまで純投資」と説明する村上ファンドだが、過去の保有銘柄と比べ、異様に高い3分の1超(38・18%)の株式を保有。株主総会で重要事項を拒否できるほか、さらなる買い増しも否定していない。50%超の株式取得となれば、電鉄の経営権は村上ファンドに完全に掌握される。
 電鉄側は、村上ファンドへの代替案として、電鉄保有の優良不動産の有効活用など、今後の経営戦略を説明し“落としどころ”を探りたいところ。一方で、財務アドバイザリー契約を結んだ大和証券SMBCなどと対抗策も検討中だが、有効な買収防衛策は見つかっていない。先行きは依然、不透明なままトップ会談が物別れに終われば、騒動はさらに拡大する可能性もある。

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2005.10.09

オリ秋季キャンプに清原合流も

オリックスは7日、来季の新監督に中村勝広GMが就任すると正式発表した。契約期間は1年で、年俸は推定6500万円。神戸市内で行った会見では、巨人を自由契約となり入団が決定的な清原和博内野手との交渉に全力を注ぐことを宣言。同席した仰木彬シニアアドバイザー(SA)はすでに極秘会談した事実を明かし、秋季キャンプ(高知)への参加を呼びかけた。
仰木SAには確かな手応えがあった。「実はもう、清原とは会ったんや」9月25日、大阪ドームで本拠地最終戦を終えると、慌ただしく名古屋へ向かった。中日と戦っていた巨人の清武英利球団社長と会談するためだった。同社長に承諾を得て、26日に都内で2年越しの“恋人”と接触。「関西、大阪で旋風を起こそうや」と直接、ラブコールを送っていた。
 仰木SAが今季限りでの退任を決めた9月下旬。体調的には、最もすぐれない時期でもあった。だが、オリックスのために、清原のためにと、激しく動き回った熱意は伝わったに違いない。「客観的に考えても120%、ここでプレーすると信じている」と、迷いなく言い切った。
 一度は獲得に名乗りを上げていた西武、楽天が消極的な姿勢を見せ始めたため、あとは清原本人の決断待ち。「自分の健康ということから考えても、目標があるのはありがたい。今は清原を獲るのが最大目標。近く岸和田の実家に羊かんも持っていかんとね」と仰木SA。マジシャンが心を動かし続け、カリスマ・スラッガーを関西に呼び込む。

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