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2005.08.05

反対派の中に“毒まんじゅう”食った奴3人?

郵政法案参院採決迫り自民ギリギリの攻防
 郵政民営化法案の参院での採決が8日に行われる公算が大きくなった。自民党では賛成派と反対派がギリギリの攻防を繰り広げている。ある参院議員は「反対派の中に“毒まんじゅう”を食ったやつがいる」とぶちまけた。執行部側は反対派を夜な夜な呼び出し、重要ポストをちらつかせるなどして説得工作を続けており、その動きは激しさを増すばかり。真夏の政局ドラマはいよいよクライマックスを迎えた。
 郵政民営化問題で激しく対立する両雄が接近遭遇した。1日に自殺した自民党の永岡洋治議員の通夜が3日、茨城県総和町で行われ小泉純一郎首相も出席。献花の後、葬儀委員長を務めた亀井静香・元自民党政調会長に歩み寄り一礼した。2人の間の距離はわずかに1メートル。最近ここまで2人が接近したことはない。その後、小泉首相は足早に会場を後にした。
 お互いクールに一言も言葉を交わさなかったが、永田町では郵政問題を巡る暗闘がホットに激化している。各マスコミは「票読み」を発表しているが、その数字は見事にバラバラだ。反対確実な議員ですら「11人」や「13人」と統一した数字は出ていない。まして反対か賛成の間で揺れている議員は20~30人といわれ、採決の行方はまったく予断を許さない状況だ。
 「反対派の中に“毒まんじゅう”を食ってしまったやつがいる!!」ある参院議員が怒りにふるえながら暴露した。これまで「反対に前向き」とされた議員の中に、重要ポストとの交換条件で賛成に回った議員が3人いるというのだ。この3人は本紙の予想でも「反対の可能性が高い」議員に入っている。
 反対派のカリスマ・荒井広幸参院議員は、レーダーに映らない戦闘機に例えた「ステルス作戦」で隠密行動を続行中。最近では、最後まで敵か味方か分からない「カメレオン作戦」という新たな戦略も打ち出していた。だが執行部はその動きも敏感に察知、「逆カメレオン作戦」とでも言うべき極秘裏の切り崩し工作を進めている。
 永岡議員の突然の悲劇で「あからさまな説得工作はなくなった。今、執行部は選挙で造反組を確実に追い落とすためにやっきになっている」(参院議員秘書)と、すでに否決、そして解散総選挙に焦点を絞ったという見方もある。だが執行部サイドは、5日に予定されていた採決を8日に先延ばしすることを内定。反対派説得の時間稼ぎにやっきだ。
 3日現在の本紙の調べでは「反対確実」な議員は14人、「反対の可能性が高い」が13人、「微妙」は8人、「棄権」は8人、そして「反対から賛成に回りそうな」議員は3人となっている。依然として、法案の否決ラインの「18人」を上回る可能性は高いのだが…。
 ◆毒まんじゅう 裏金や閣僚ポストの密約などを示す政界の隠語。03年9月の自民党総裁選の際には、反小泉派から一転、小泉首相支持へと回った元官房長官・村岡兼造氏を元自民党幹事長・野中広務氏が「ポストに惑わされ、毒まんじゅうを食らった」などと痛烈に批判。この年の流行語大賞に選ばれた。

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