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2005.05.18

野茂、真の大リーガー

野茂英雄日米通算200勝にあと2と迫っているデビルレイズ・野茂英雄投手が真のメジャーリーガーのステータスを勝ち取った。この日、メジャー登録日数が丸10年を迎え、メジャー殿堂入り候補資格、引退後の満額年金受給資格を日本人で初めて手にした。
 野茂が日米通算200勝の大記録達成よりひと足早く、新たな偉業を達成した。
 95年、日本人メジャーのパイオニアとしてドジャースに入団してから11年目。昨年まで9年と130日だった登録日数が開幕42日目のこの日、メジャーの1年に相当する172日となって丸10年の節目を迎えた。
 メジャーで「10年」働いたことは、一流の証しを意味する。日本球界では最高で年間142万円の年金が、62歳からなら満額の最高約1800万円(16万5000ドル)受給が確実となった。加えて「実働10年」が義務づけられている大リーグの殿堂入り候補者の資格もクリア。メジャー選手の誰もが目標にし、夢みる「ステータス」を、ついに日本人メジャー選手が初めて手にした。
 95年、トルネード旋風を起こし、2度の無安打無得点試合の偉業達成。輝かしい実績の反面、故障、不調から99年メッツで解雇も経験した。今季、4度目のマイナー契約でデビルレイズ入り。袖を通したメジャーのユニホームは6球団目となった。「ダメなら一からやり直せばいい。失うものは何もない」他人には分からない苦労。喜びもたくさん感じた。だからこそ言える言葉に野茂の人生が見える。
 「あと2」に迫った日米通算200勝の大記録。不運もありここ5試合、勝ち星から見放されているが、ベテランは冷静だ。「自分の勝ちよりチームの勝利。200勝は別に期待してくれなくていい」この日の記念日と同様、大記録も「通過点」としかとらえていない。
 若きチーム、デビルレイズのナインだけでなく、米国選手にも一目置かれる存在となった野茂。「いつまでも若い選手のようにやっていけたらいい」。大きな「勲章」を得たトルネードだが、心構えは裸一貫で飛び込んだ95年と変わらない。

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