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2005.04.16

ライブドアのMSCBを全額を転換

ニッポン放送ライブドアはニッポン放送株の取得資金を調達するために発行した800億円分の転換価格の修正条件の付いた転換社債型新株予約権付社債(MSCB)について、引受先のリーマン・ブラザーズ証券が全額を普通株に転換した、と発表した。
 転換株式数は約2億6894万株で、この結果、ライブドアの発行済み株式数は約42%増の約9億1532万株となった。
 リーマンは取得した普通株の大半を既に市場で売却したとみられる。
ニッポン放送株の上位10株主の持ち株比率が90%を超えたことがあきらかになり、7月にも東京証券取引所第2部から上場廃止になることがほぼ確実になった。
 元通産官僚の村上世彰氏が率いる「MACアセットマネジメント」の保有比率が3月末時点で6・12%になっていることが、関東財務局に同日提出した大量保有報告書で判明。ライブドアの50・00%、フジテレビジョンの36・47%と合わせ3社だけで92%強となり、東証の上場廃止基準に抵触する。
 東証の基準では、上位10株主の保有比率が80%超となった場合、1年以内に解消できないと上場廃止。90%超では6月末までに公募・売り出しなど何らかの対策を打ち出さなければ、直ちに廃止が決定される。
 ただ、ライブドアの保有比率には信用取引による取得分も含まれていることから、上位10株主で90%超となるかは微妙な面もある。
 ライブドアとフジテレビの間で和解交渉が進んでいるが、フジテレビは従来、ニッポン放送を子会社化して上場廃止にする方針。一方、ライブドアは和解が成立しない限り、上場を維持したい考えだ。

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