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2005.02.06

市民球団

TKY200502020342近畿産業信用組合(大阪市天王寺区)は企業や個人から出資を募って「市民球団」色の強いプロ野球球団を大阪に新設する構想を明らかにした。出資企業それぞれが特定の一選手を雇用する形態を目指す。プロ野球に新規参入するには、財務・事業内容などの審査を経て12球団のオーナー会議の承認を必要とするなどクリアすべき課題は多いが、1企業が1球団を保有する従来のスタイルとは違う試みだ。
 同信組会長で、格安料金のタクシー会社・エムケイ(本社・京都)のオーナー、青木定雄氏が大阪市内で記者会見した。出資企業としてすでに200社に打診し、約30社が賛同する意向だという。3月にも日本プロ野球組織に加盟申請し、早ければ来年からの参入を目指す。
 構想では、大阪に本社を置く企業を中心に、出資を決めた企業が個々の選手と契約し、年俸や経費を負担。代わりに球団は出資企業にレンタル料を支払う。銀行法では、金融機関は金融業以外の業務ができないが、同信組は出資企業の一つとして名を連ねることにしていて同法に触れることはないという見解だ。選手は公募して入団テストなどで確保する案が検討されている。
 個人からも一人1万円の出資を募る。初年度は加盟料など初期設備投資45億円を除いた収支で3700万円の黒字を見込んでいる。
 球団の保護地域は大阪府で、京都府も準保護地域にする意向だ。青木氏は「あくまで新規参入を目指すが、球団の買収もあり得る」と既存球団の買収も否定しなかった。大阪ドームを専用球場とすることについて、同ドームが本拠のオリックス・バファローズとの調整はできていないという。
 〈プロスポーツ経営に詳しい関西国際大・井箟重慶教授(元オリックス球団代表)の話〉 大阪に球団がないのは寂しいし、市民球団を作るという発想はおもしろい。だが実現は非常に難しい。サポーター企業が特定の選手と契約することは、野球協約で想定されていない。また、市民球団は、地元自治体の経済的なバックアップがないと成り立たないだろう。
 〈ソフトバンク・角田球団代表の話〉 球団が増える傾向にあるのはいいんじゃないかと思う。リーグの適正な球団数はよく分からないが、球団が仮に増えたとしても奇数になった場合は、やりにくいのではないか。

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