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2005.02.26

藍ちゃんいきなり9アンダー

20050224-02319830-jijp-spo-thum-001豪州デビューの宮里藍が、大会&自己タイとなる9アンダー、63をマーク。ぶっちぎりの単独首位に立ち、第1回女子ワールドカップに続く優勝に向けて好発進した。2位は3打差、オーストラリア女子ツアー2週連続優勝を狙うキャサリン・ハル。3アンダーのローラ・デービース、2アンダーの元米女子ツアー賞金女王のカリー・ウェブらを後方に置き去りにし、藍ちゃんが突っ走る。
 最終9番、4メートルのバーディーパットを外した瞬間、天を仰いだ。それまで淡々と、時には笑みを浮かべながらラウンドしてきた藍が、最後の最後で一瞬、悔しさをむき出しにした。さわやかな藍スマイルで同組のウェブ、ハルと握手し、自己タイ、大会タイ記録の63でホールアウト。2位に3打差をつけた、ぶっちぎりの単独首位にも「(後半1番からの)4連続バーディーあたりから(新記録を)狙ってたから残念。こんなチャンスなかなかないので、決めたかった」。常に高みを目指す、これが藍の強さだ。
 前回63を出したのは、昨年日本女子ツアー・ミズノクラシック最終日。猛チャージで2位に浮上し、その試合で1億円突破を決めた。この時の原動力となったのが、目標とするアニカ・ソレンスタムと予選でラウンドした時に聞いた言葉だった。「18ホールすべてでバーディーを取れると信じること」。女王の信条に感銘を受けてのバーディーラッシュ。その言葉は今も生きている。その通りできれば54という前人未到のスコアになる。この数字を入れた「Ai54」というのが、ワールドカップから海外用に使っている新サインだ。
 W杯優勝、そしてこの日の快進撃と、女王の精神が受け継がれている。99年第1ラウンドでウェブが立てた大会記録にも並んだ。この米ツアー元賞金女王を相手に、2ホール以外ティーショットはすべてアウトドライブ。飛距離でも大きく飛び越えた。ウェブは63を出した大会で、26アンダーの優勝を遂げている。
 「きょうはたまたまパットが良かっただけ。明日からはまた本来目標の1日3、4アンダーで行きますよ。そんなにうまくいかないですよ」。藍はそう謙遜(けんそん)したが「ワールドカップの優勝が自信になった。というか、自信にしなきゃもったいないでしょ」とも。貫録たっぷりの笑顔に、未来の女王誕生の予感がした。 

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