越県合併
長野県山口村と岐阜県中津川市の県境を越えた合併について、麻生太郎総務相が週明けにも両市村の合併を決定する見通しとなり、月内に官報に告示し、正式に合併が決まる。両市村が期日に設定した2月13日に46年ぶりの越県合併による新中津川市が誕生する。
越県合併は1959年栃木県菱村が群馬県桐生市に編入されて以来。山口村のほか、岐阜県恵那郡の六町村が中津川市に編入される。
この問題をめぐって、市町村合併反対が持論の長野県の田中康夫知事が合併について山口村の住民投票の結果や県議会の決議を無視し「たとえ少数の反対があれば・・・」と反対姿勢を明確にし、合併に必要な議案の県議会への提出を拒否した為に県議による提案、可決という異例の展開をたどっていた。
合併の告示後に、両県で事務手続きの引き継ぎや財産引渡しが正式に進められることになる。
これで昭和の合併の傷跡である、山口村にある神坂小学校と中津川市にできた神坂小学校がひとつになれる。気になるのは島崎藤村の生誕地が長野県から岐阜県になるのか?信州はどうなるのか?
田中康夫・長野県知事誕生で中心的な役割を果たした八十二銀行顧問の茅野實氏が、越県合併問題などをめぐる知事の政治手法を不満として、後援会顧問を辞め、同会を離脱する意向を固めた。来月中にも表明する。
茅野氏は同行頭取時代の00年知事選で、官主導の県政に不満を示し、田中氏に出馬を要請。地銀トップの行動は衝撃を与え、田中知事当選の流れを作った。県議会の不信任決議に伴う02年の出直し知事選でも支持した。
しかし再選後、住民票を長野市から同県泰阜村に突然移したり、越県合併の関連議案を提出しなかったりするなどの知事の行動に不満を示し、「パフォーマンスばかりで創(つく)ることができない」などとして、周囲に辞意を漏らしていた。
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